37形は36形食堂車の登場により食事よりも売店、車販基地の機能を強化した半室ビュフェ車です。
1000番台から製造されたため 0番台は存在しません。
37形ビュフェは立席となり身体障害者用に1050mmの大型扉を装備しているのが特徴です。
JR東海では1997年11月に0系のビュフェ営業を終了しました。
一方、JR西日本では1988年3月に登場した「ウエストひかり」用に新たなビュフェ車を登場させます。
1000、 2500番台を改造し テーブルと椅子を並べ食堂車スタイルとした37形5000、 7000番台です。
利用者は年々減少し2000年3月「ひかりレールスター」投入によりビュフェ車の営業は終了しました。
しかし車体自体は新しかったため 客室部分の座席を改良するなど手直しをし2006年頃まで活躍を続けています。
37形5300番台 37-5303 ウエストひかり Sk46編成③

5300番台 5301~03 1988~92年改 定員16/ビュフェ25
37形1500番台、5000番台から改造された車両。ビュフェの座席部を大きく拡張し25名とした。
その分客室は縮小され、定員は16名となっている。
37-5002→5303 R66編成:2002.9廃車 撮影場所:新大阪
37形5000番台 5001.02 撮影できず
5000番台 5001.2 1988年改 定員24/ビュフェ17
1000番台をウエストひかり用にビュフェ部に座席17席を設置した。
また客室の座席を改善、2×2シート化。さらに5300番台に改造。
37形5300番台 37-5033 R1 編成③ アコモ改善車

5030番台 5031~34 1992~98年改 定員38
1000番台のシートピッチ、座席改良車。
37-1062→5033 R29編成:2002.2廃車 37-1054→5034 R30:2003.2廃車
37形5530番台 37-5531 R18 編成③ アコモ改善車

37形5530番台 37-5532 R8 編成③ アコモ改善車

5531番台 5331.32 1997、98年改 定員33
37形1500番台の客室座席改良車。
37-1504→5531 R18:2002.3廃車 37-1509→5532 R8:2005.3廃車
37形7300番台 37-7301 ウエストひかり Sk25 編成⑤

37形7300番台 37-7301 ウエストこだま R65 編成③

7300番台 7301~03 1988~90年改 定員16/ビュフェ25
37形2500番台、7000番台のビュフェ部分を拡大し25席とし、客室定員は16名に。
37-2528→7301 R65:2006.4廃車 撮影場所:新大阪
37形7000番台 7001.02 撮影できず
7001、02のみ 1987、88年改 定員28/ビュフェ17
37形2500番台のビュフェ部に座席17席を設置した。
また客室の座席を改善、2×2シート化。さらに7300番台に改造。
37形7530番台 37-7535 R25編成③ アコモ改善車

7530番台 7531~36 1992~97年改 定員38
37形2500番台の客室座席改良車。
37-2522→7535 R25:2006.4廃車 撮影場所:新大阪
37形7730番台 37-7732 ファミリーひかり R2 編成③ アコモ改善車

7730番台 7001、02のみ 1997年改 定員18
37形7700番台の客室座席改良車。
37-7702→7732 R2:2004.6廃車 ファミリーひかり
37形7700番台 7701.02 撮影できず
7701、02のみ 1995年改 定員18
37形7000番台のビュフェを撤去し こどもサロンを設置。1997年に7730番台に再改造。
なお ホテル等の食べ放題サービスをビュッフェもしくはバイキングと呼びますが、
国鉄→JRではビュフェで 軽食提供サービスの意です。
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