0系新幹線 25形26形 0番台 (400番台 500番台 700番台)普通車 中間電動車

0系新幹線 25形26形 0番台 (400番台 500番台 700番台)普通車 中間電動車

25形26形は0系の普通車となる中間電動車ユニットです。
25形は主制御器・抵抗器、電動発電機などを、26形はパンタグラフ・主変圧器・整流装置・空気圧縮機などを分担して搭載します。
先頭車である21形 22形は互いにペアを組むことはありませんが 足回りは25形26形ユニットと同様に分担していますので21形は26形とペアを組むことになります。

当初、25形にはトイレ・洗面台を、26形には乗務員室・業務用室を設置しともに定員を100とするというのが原則でした。
しかし列車の需要動向にあわせ「こだま編成」ができたり16連化されたりする中で25形26形ともに大きく変化していきます。
すなわち25形であっても乗務員室が追加されたり、26形であっても乗務員室、業務用室を撤去し定員を110と最大限増やしたりするものも現れます。
それらは番台区分されてはいるのですが、そのすべてを把握するのは難しいといわざるを得ません。

ここでは1964年の開業から投入されてきた0番台とその派生番台をUPしています。
側面窓が1460mmと広いのが共通の特徴です。

25形0番台 K17編成⑮ 25-148 国鉄

25形0番台:1964~73年 1~183 定員100 トイレ・洗面所を設置 148は1984年9月廃車

26形0番台 K17編成⑭ 26-148 国鉄

26形0番台:1964~73年 1~180 定員100 乗務員室・業務用室を設置 148は1984年9月廃車

26形200番台 K17編成⑥ 26-348 国鉄

26形200番台:1964~73年 201~386 定員110
トイレも乗務員もなし定員110は0系最大。348は1984年9月廃車

25形400番台 K17編成⑤ 25-402 国鉄

25形400番台:1969~76年 401~440 定員85 売店、車販準備室、電話室を設置
こだまのビュッフェ車35形を1減したことによる置き換え車。402は1984年9月廃車

JR東海 東海道/山陽新幹線   0系 K17編成 16連
←博多①                         ⑯東京→
21-74_26-147_25-147_26-343_25-402_26-348_25-234_26-817
_37-1507_26-818_25-767_16-66_25-564_26-148_25-148_22-74
参照:新幹線車両名鑑 P71:2016.2 JTBパブリッシング 撮影 新大阪

25形500番台 H49編成⑮ 25-605 JR東海

25形500番台:1969~76年 501~699、901~947 定員100 トイレ・洗面所を設置
ひかり16連化による増備車であることから500番台に区分。605は1990年8月廃車
ちなみに700番台701~843はトイレを一カ所洋式にしたもの。外観は変わらない。

26形500番台 H49編成⑭ 26-512 JR東海

26形500番台:1973~76年 501~606 定員100 乗務員室を設置
16次車以降の増備車。0番台の業務用室は自販機用スペースに 512は1990年8月廃車
ちなみに700番台701~980は26-200の増備車。定員110

JR東海 東海道/山陽新幹線   0系 H49編成 16連
←博多①                         ⑯東京→
21-96_26-511_25-603_26-875_25-796_26-876_27-23_36-23_
_37-1070_26-1282_15-49_16-96_25-604_26-512_25-605_22-96
参照:新幹線車両名鑑 P102:2016.2 JTBパブリッシング 撮影 新大阪

25形700番台 K41編成⑪ 25-742 国鉄

25形700番台:1969~76年 701~843 定員100 トイレ・洗面所を設置
ひかり16連化による増備車500番台と同期。700番台はトイレを一カ所洋式にしたもので外観は変わらない。
742は1992年6月廃車
参照:新幹線車両名鑑 P82:2016.2 JTBパブリッシング 撮影 新大阪

26形700番台 R12編成② 26-924 JR西日本

26形700番台:1969~76年 701~980 定員110 オール客室
ひかり16連化による増備車で
25形500番台と同期。924は1997年6月廃車

JR西日本 山陽新幹線  0系 R12編成6連
←博多①                    ⑥新大阪→
21-2025_26-924_25-2906_26-2032_25-677_22-2025
参照:新幹線車両名鑑 p140:2016.2 JTBパブリッシング 撮影:新大阪 1998.8

25形200番台:1966~71年 201~247 定員95
25形200番台はこだまの1等車を減じたことにより16形とペアを組むため製造された。
撮影できず。

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