JR東海 100系9000番台 X1編成 海側 東海道山陽新幹線 1985~1999年 

JR東海 100系9000番台 X1編成 海側 東海道山陽新幹線 1985~1999年 

100系9000番台は X0編成として1985年3月に落成、公式試運転では260 km/hをマークしています。
1986年に量産化改造しX1に改番されました。
量産車との識別ポイントは前照灯に角度ついていてツリ目になっていることと食堂車である⑧号車以外は小窓となっていることです。
X編成は100系登場時に組まれた編成でもありダブルデッカーの食堂車を連結しています。
1998年10月にX編成の食堂車営業は終了、以降は「こだま」のみとなりました。
1999年10月にX1編成は定期運用から離脱しています。

100系9000番台 X1編成 16連

JR東海 東海道/山陽新幹線 100系9000番台 X1編成 16連
←博多①                         ⑯東京→
123_9001-126_9001-125_9001-126_9002-125_9002-126_9003-
125_9501-168_9001-149_9001-116_9001-125_9701-126_9004-
125_9003-126_9005-125_9004-124_9001
X編成01~07:食堂車連結編成 1985年製 1986年に量産化改造し、X0→X1に改番
Tc-M’M-M’M-M’M5-Tdd-Tsd-Ms’M7-M’M-M’M-T’c
参照:JR電車編成表98年夏版 撮影 新大阪

X1編成① 123-9001

X1編成② 126-9001

X1編成③ 125-9001

X1編成④ 126-9002

X1編成⑤ 125-9002

X1編成⑥ 126-9003

X1編成⑦ 125-9501

業務用室、多目的室、電話室つき

X1編成⑯ 124-9001

 1964年10月の開業以来20年,38次にわたり増備された0系は基本的な変更は行われずそれだけ完成度の高い車両であったといえるでしょう。
その後を受け継いだ100系はスチール製とはいえ車体重量あたりの出力がUPし12M4Tとなりトレーラーを組み込むことが可能となりました。
そしてその中間トレーラーはなんと2階建てとなりました。
外見上の特徴は0系1000,2000番台から受け継いだ小型の窓です。
量産型では大型窓に変更されたので100系の小型窓といえばX1編成のみということになります。
特に2階建てグリーン車ではこの小型窓がよく目立ちます。
ちなみに168-9001は日本初の2階建て食堂車として注目すべき存在です。
ですが これは大型窓で製作されたので量産車と区別がつきません。

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