700系は1999年3月から営業運転を開始しました。
新幹線電車としては初めてJR東海とJR西日本が共同で開発した系列です。
500系には及びませんが MT比を10M6Tから12M4Tとし最高時速を10km/hUP。285Km/hとしました。
セミアクティブサスペンションや車体間ダンパなどを装備し乗り心地の向上をはかっています。
山陽新幹線区間での高速化をすすめたいJR西日本と300系の座席定員を維持しながら車両をグレードアップしたいJR東海が互いに歩み寄ってつくりあげた系列と申せましょう。
制御装置は300系と同じくVVVFインバータ制御ですがIGBT素子に変更されました。
さらに運転台のモニター装置から主要機器を直接監視することが可能になり定期検査の動作試験も運転台で行うことが可能になりました。
そんな700系の外見上の特徴はカモノハシのような特異な先頭形状(エアロストリーム形)です。
2025年1月末ドクターイエローT4編成が引退しました。T4編成のベースとなるのが700系です
JR東海が保有していたC編成は16連×60本で960両。ちなみに300系J編成は16連×61編成で976両です。
なおC1編成のみ9000番台ですのでCx-1が車番の基本。つまりC5編成の車番は-4が基本です。
①~⑯号車の座席定員を記しておきました。これはN700系Aにいたるまで変更されていません。
700系C編成は2011年度から次々と廃車がすすみ 2019年12月をもって引退しました。
なお2011年にJR東海のC編成8本がJR西日本に譲渡されています。
JR西日本に転属したC編成の編成番号はそのままでB編成と共通運用されました。
- 1. JR東海 700系新幹線 C5編成 16連 編成表 (山側)
- 1.1. C5編成① 723形0番台 723-4 Tc
- 1.2. C5編成② 727形0番台 727-4 M2
- 1.3. C5編成③ 726形500番台 726-504 M’w
- 1.4. C5編成④ 725形0番台 725-4 M1
- 1.5. C5編成⑤ 725形300番台 725-304 M1w パンタ付き
- 1.6. C5編成⑥ 726形0番台 726-4 M’
- 1.7. C5編成⑦ 727形400番台 727-404 M2k
- 1.8. C5編成⑧ 718形0番台 718-4 T’s グリーン車
- 1.9. C5編成⑨ 719形0番台 719-4 Ts グリーン車
- 1.10. C5編成⑩ 717形0番台 717-4 M2s
- 1.11. C5編成⑪ 726形700番台 726-704 M’h
- 1.12. C5編成⑫ 725形600番台 725-604 M1 パンタ付き
- 1.13. C5編成⑬ 725形500番台 725-504 M1w
- 1.14. C5編成⑭ 726形200番台 726-204 M’
- 1.15. C5編成⑮ 727形500番台 727-504 M2w
- 1.16. C5編成⑯ 724形0番台 724-4 T’c
JR東海 700系新幹線 C5編成 16連 編成表 (山側)
JR東海 東海道/山陽新幹線 700系0番台 C5編成16連 所属 幹トウ
←博多① ⑯東京→
723_4- 727_4- 726_504- 725_4-725_304- 726_4- 727_404- 718_4
– 719_4- 717_4- 726_704-725_604- 725_504- 726_204-727_504- 724_4
Tc-M2-M’w-M1-M1w-M’-M2k-T’s-Ts-M2s-M’h-M1-M1w-M’-M2w-T’c
C編成 C1-60 16連×60=960両 C1のみ9000番台 よってCx-1が車番
参照:JR電車編成表2011年夏版 撮影2011.7
C5編成① 723形0番台 723-4 Tc
定員:65
C5編成② 727形0番台 727-4 M2
定員:100
C5編成③ 726形500番台 726-504 M’w
車販準備室付き 定員:85
C5編成④ 725形0番台 725-4 M1
定員:100
C5編成⑤ 725形300番台 725-304 M1w パンタ付き
なおパンタグラフを搭載するのはこの725形300番台 、600番台の2両のみです。 定員:90
C5編成⑥ 726形0番台 726-4 M’
定員:100
C5編成⑦ 727形400番台 727-404 M2k
サービスカウンター付き 定員:75
C5編成⑧ 718形0番台 718-4 T’s グリーン車
定員:68
C5編成⑨ 719形0番台 719-4 Ts グリーン車
定員:64
C5編成⑩ 717形0番台 717-4 M2s
定員:68
C5編成⑪ 726形700番台 726-704 M’h
サービスカウンター付き 身障者設備あり 定員:63
C5編成⑫ 725形600番台 725-604 M1 パンタ付き
なおパンタグラフを搭載するのはこの725形300番台 、600番台の2両のみです。 定員:100
C5編成⑬ 725形500番台 725-504 M1w
定員:90
C5編成⑭ 726形200番台 726-204 M’
定員:100
C5編成⑮ 727形500番台 727-504 M2w
車販準備室付き 定員:80
C5編成⑯ 724形0番台 724-4 T’c
定員:75 撮影場所:姫路
N700A系: 上に同じ
700系:Tc-M2-M’w-M1-M1w-M’-M2k-T’s-Ts-M2s-M’h-M1-M1w-M’-M2w-T’c 12M4T
300系:Tc-M1-Tpw-M2-M1w-Tp-M2k-M1s-Tps-M2s-M1h-Tp-M2w-M1-Tpw5-M2c 10M6T
①~⑯号車の座席定員を記しておきました。
これは300系からN700A系にいたるまで変更されていません。
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