419系は寝台特急電車である583系改造の近郊形交直流形電車です。
国鉄末期の1985年3月に北陸地方の都市を核とする近郊列車を増発するために改造されました。
種車の583系を近郊形として使用するにあたって最小限度の改造にとどめたため、車体は寝台特急電車のイメージをとどめた外観となっています。
北陸線向けに3連×15本が改造されJR西日本が継承しました。
583系改造の近郊形電車は他に仙台地区向けの715系1000番台。→JR東日本715系1000番台。
九州向けの715系0番台があります。→JR九州715系0番台
419系は 715系(4連)とちがって3連としたのでモハ改造のクモハがいるのが特徴です。
419系 D15編成 3連
JR西日本 419系0番台 D15編成 3両編成、北陸線用
←③直江津 米原①→
D15:クモハ419_15-モハ418_15-クハ419_5
参照:JR電車編成表95年冬版 撮影:米原
D15編成① クハ419形 クハ419-5 クハネ581形改
クハ419 1~6
米原向きの制御車 クハネ581形から改造されたグループ。撮影場所:米原
D15編成② モハ418形 モハ418-15
D15編成③ クモハ419形 クモハ419-15
クモハ419+モハ418 1~15:モハネ583+モハネ582から改造。(1985年)
直江津向きの制御電動車+中間電動車ユニット 撮影場所:米原
419系 金サワ D03編成 3連
JR西日本 419系0番台 D03編成 3両編成、北陸線用
←③直江津 米原①→
D3:クモハ419_3-モハ418_3-クハ418_3
参照:JR電車編成表95年冬版 撮影:米原
D03編成① クハ418形 クハ418-3 サハネ581形改
クハ418 1~9
米原向きの制御車 サハネ581形から改造されたグループ。撮影1997.8:敦賀
D03編成② モハ418形 モハ418-3
D03編成③ クモハ419形 クモハ419-3
クモハ419+モハ418 1-15
直江津向きの制御電動車+中間電動車ユニット モハネ583+モハネ582から改造された。(1985年)
撮影1997.8:敦賀
参考:国鉄 近郊形交直流電車 419系11F① クハ419-1
撮影場所:米原
コメントを書く
コメントを投稿するにはログインしてください。