キハ22形はキハ20系の酷寒地バージョンです。1958~63年に313両製造されました。
片運転台車は存在しません。耐寒地向け両運転台車にはキハ21形がありましたが キハ22形では車内保温を強化するためデッキ付きとし側窓を一段上昇式の二重窓としました。
床は木張りですがこれは滑り止めを考えてのことです。さらに断熱材の厚さを増しています。
0番台は(1~170)は車内灯を白熱灯に、200番台(201~343)はこれを蛍光灯としたものです。
JR北海道に継承されたのは200番台の103両。
700番台(701~706)は1990年に200番台をワンマン化したものです。
1995年3月までに運用を終了し姿を消しています。
目次
キハ22形200番台 キハ22-316 国鉄(首都圏)色
キハ22形200番台 201~343 1963~66年 撮影 1993.8:五稜郭
キハ22形700番台 キハ22-704 ワンマンカー JR北海道色
もとキハ22-312 撮影1993.8:五稜郭
キハ22形700番台 キハ22-705 ワンマンカー JR北海道色
もとキハ22-330 撮影1993.8:函館
キハ22形700番台 701-706 ワンマンカー 1990年に200番台から改造
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