JR北海道 721形3000番台改 VVVFインバータ制御車「快速エアポート」 2011年~

JR北海道 721形3000番台改 VVVFインバータ制御車「快速エアポート」 2011年~

721系3000番台は2001年に「快速エアポート」をスピードUPすべく0番台後期車を130km/h対応改造したものです。種車が0番台ですからサイリスタ連続位相制御車でした。
さて3000番台6連については2011~13年に保全工事+VVVF化されることになりました。
VVVF化するということはこの際2M1Tから1M2Tとなるわけです。
⑥号車のクモハ721形をクハ721形に、③号車のモハ720形をサハ721形にすることになります。
これほど大きな変更があったのに、どういういわけか
3000番台のままなのです
3年かけて改造したわけですから、モハ721形3200、3100番台はサイリスタ連続位相制御車とVVVFインバータ制御車が同時に存在したことになります。
現在、6連か3連かで、つまりF3000番台はサイリスタ、F3200、3100番台はVVVFと区別できます。
とはいえ0番台由来の3000番台にはサイリスタ制御車とVVVF制御車が併存するのです。
なぜ6000番台とかにしなかったのか?理解に苦しむところです。ここでは3000番台改としました。
性能的には4000番台5000番台と変わるところはありません。

721系3000番台改 VVVFインバータ制御 F3101+F3201 6連 快速エアポート

JR北海道 721系3000番台改 6連 (快速エアポート用)
F3101+F3201 (元F101 +201) ④サハ721_3201はUシート車
←小樽⑥                          滝川、苫小牧①→
クハ721_3201-モハ721_3201-サハ721_3201-サハ721_3101-モハ721_3101-クハ721_3101
130km/h対応工事:2001.6 シングルアームパンタ化:2005.3 保全工事+VVVF化:2014
参照;JR電車編成表2015年夏版    撮影2014.12 新札幌
もと
クモハ721_3201-モハ721_3201-サハ721_3201モハ720_3101-モハ721_3101-クハ721_3101

F3101+F3201編成① クハ721形3100番台 クハ721-3101

F3101+F3201編成② モハ721形3100番台 モハ721-3101

 

F3101+F3201編成③ サハ721形3100番台 サハ721-3101

もとモハ720_3101 サハなのに雪切口が付いているのがポイント

 

F3101+F3201編成④ サハ721形3200番台 サハ721-3201 Uシート

F3101+F3201編成⑤ モハ721形3200番台 モハ721-3201

 

F3101+F3201編成⑥ クハ721形3200番台 クハ721-3201

もとクモハ721_3201 屋上の抵抗器が撤去されています。撮影2014.12 新札幌

721系に関する参考文献は
「鉄道ピクトリアル#883 特集 JR北海道の近郊形電車」2013.12 の各記事です。

721系ラインナップ
0番台 100.200番台 3000番台 3000番台改 F2107編成
1000番台 4000番台 5000番台 F5001編成

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