721系にはF1とかF5201 などという編成番号が付いています。実はこれM車の車番に由来します。
モハ721形0番台はサイリスタ連続位相制御でしたからF7編成はサイリスタ連続位相制御です。
モハ721形1000番台ではVVVFインバータ制御となりましたからF1009編成はVVVFインバータ制御となります。
では2000番台とは何でしょう。
2000番台は0番台に保全工事を行いVVVFインバータ制御に変更したものです。2010年に改造されました。
改番しないわけにはいかないですね。編成も2M1Tから1M2Tへと変更されています。
でも2000番台が登場してから10年以上経過しましたがF2107編成に続く改造車はありません。
ちなみに2010~13年に保全工事+VVVF化された3000番台がいます。
0番台の130km/h対応改造車です。(2001年度改造)でも+2000とはなっていません。
すでに5000番台が存在するからです。
クモハ721形3200番台をクハ721形3200番台にしただけです。(F3022は除く)
3年かけて改造したわけですから、モハ721形3200番台はサイリスタ連続位相制御車とVVVFインバータ制御車が同時に存在したことになります。
現場は混乱したと思われます。今となっては4000番台や5000番台とも同じなのですが。
721系2000番台 F2107編成
JR北海道 721系2000番台 F2107:3連 (函館本線、千歳線、学研都市線用)
←旭川、苫小牧、新千歳空港① 北海道医療大学、小樽③→
クハ721_2107-モハ721_2107-クハ721_2207
参照;JR電車編成表2015年夏版 撮影2014.12:桑園
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