JR北海道 721系0番台 3連 サイリスタ連続位相制御車 1988年~

JR北海道 721系0番台 3連 サイリスタ連続位相制御車 1988年~

721系は1988年に札幌近郊の都市圏輸送を目的に開発された交流電車です。
新生JR北海道の旗手となる車両と言っていいでしょう。バラエティも豊富で奥が深い系列です。
0番台は JR北海道の一般形車両として初めての冷房車で2M1Tの3連が基本となります。
781系がベースとなるサイリスタ連続位相制御でモータはMT61(150 kW)で最高運転速度は120km/hです。
なおJR北海道ではこのモータをN-MT721と呼称します。台車も同様、N-DT721、N-TR721です。
パンタグラフも含めこれらの形式は原則、系列と同じです。
1988〜91年にF1〜21編成が3連で登場しますが、92年から6連化。
F22+23/F101 +201~03の4編成が増備されます。別タイトルでUPします。
F15以降の後期車は2001年以降130km/h対応となり3000番台を名乗ります。
0番台前期車(3連)は2004~05年にパンタをシングルアーム(N-PS785)に取り替えました。
2024年現在も活躍中です。

721系0番台 F11編成 3連 サイリスタ連続位相制御車 1997年撮影

JR北海道 721系0番台 3連 (函館本線、千歳、室蘭本線用)  札サウ
←小樽①           滝川、苫小牧③→
F11:クモハ721_11-モハ721_11-クハ721_11
参照;JR電車編成表95年冬版  この段階では小樽側が①号車
撮影1997.10:苫小牧?

F11編成① クモハ721形0番台 クモハ721-11

F11編成② モハ721形0番台 モハ721-11

オリジナルのパンタグラフは下枠交差形です。

F11編成③ クハ721形0番台 クハ721-11

撮影場所:

721系0番台 F13編成 3連 サイリスタ連続位相制御車 2014年撮影

JR北海道 721系0番台 3連 (函館本線、千歳、室蘭本線用)  札サウ
F13編成 0番台前期車は2004~05年にシングルアームパンタをN-PS785に取り替え
←小樽③           滝川、苫小牧①→
クモハ721_13-モハ721_13-クハ721_13
参照;JR電車編成表08年版   撮影2014.12:新札幌

F13編成③ クモハ721形0番台 クモハ721-13

 

F13編成② モハ721形0番台 モハ721-13

0番台前期車は2004~05年にシングルアームパンタをN-PS785に取り替えています。

F13編成① クハ721形0番台 クハ721-13

撮影2014.12:新札幌

721系に関する参考文献は
「鉄道ピクトリアル#883 特集 JR北海道の近郊形電車」2013.12 の各記事です。

721系ラインナップ
0番台 100.200番台 3000番台 3000番台改 F2107編成
1000番台 4000番台 5000番台 F5001編成

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