キハ400形は1988年にキハ40形100番台(141~149)を急行用に改造したものです。
なお車番はキハ40形のものを引き継いでいますので100番台としておきました。
「宗谷」・「天北」・「利尻」に使用されていた14系客車 を置き換えるためにキハ400形9両のほかキハ48形改造のキハ480形4両も急行用に改造されました。(なおキハ480形は別タイトルでUPします)
函館本線での高速運転や宗谷本線での勾配区間に対応するため エンジンをDMF13HZ (330 PS / 2,000 rpm) に、変速機も多段式のN-DW14Bに換装しました。
アコモデーションも改められリクライニングシートに交換されています。
キハ400形は冷房装置 (N-AU400)を搭載するため機器室を設置し発電用電源エンジンを搭載しキハ480へも給電します。
キハ400についてはトイレに加え洗面所も新設しました。(キハ480は全車トイレなし)
キハ400は機器室・便所・洗面所付きの両運転台車ですので定員は48名と少なくなっています。
キハ480は68名でキハ400とあわせて使用するのが前提ですのでこれらはキハ400系として扱います。
多客期は自由席としてキハ56系などが増結されることもありました。
2000年3月 急行列車の特急格上げに伴い定期運用から外されました。
キハ400形100番台は1997年に3両がお座敷気動車に改造されて500番台となっています。
残りの6両は札沼線用の一般車に再改造(キハ40形330番台)されました。
(これらも別タイトルでUPします)
Author:j-tetsu 投稿一覧
2004年1月から鉄道車両の魅力をHPでご紹介してまいりました。
編成を構成する車両1台1台にカメラを向けるスタイルにこだわっています。
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