JR東日本では1988年度からAU712形(21,000 kcal/h×2)による冷房改造を進めています。
国鉄時代のAU75形は7.5tと重量があり車体の補強が不可欠だったからです。
AU712の重量は約3.35t/1基で合わせれば6.7tですが重量を分散できるメリットがあります。
仙石線には1990~92年に転入し、多く存在した非冷房車に取って代わりました。
電源はモハ102形に搭載のMGによります。仙石線用にSC24形インバータ搭載車はありません。
ここでは国鉄色の103系を取り上げていますが、同時に仙石線用に更新されたグループも存在します。
これらは別タイトルでUPします。
103系 仙石線用 RM94編成 (朱色1号) 宮城野電車区
JR東日本 仙石線用 103系0番台 RM94編成 宮城野電車区
←石巻④ 仙台①→
クモハ103-94_モハ102-215-サハ103-115-クハ103-580
1992.7転入 1993.4塗色変更 参考:JR電車編成表 93 年夏号 撮影1992.8 塩竃
RM94編成① クハ103形500番台 クハ103-580
クハ103形500番台(501~616)は1965年103系が京浜東北線へ投入された際、
編成を切り分ける必要があり 奇数向きの先頭車にクモハ103形を追加したことによります。
クモハ103形と対になるクハ103形は向きが偶数向きに固定されることから、
両渡り式のクハ103形0番台ではなく偶数向きの片渡り式にしたクハ103形500番台を用意したわけです。
RM94編成② サハ103形0番台 サハ103-115
AU75形クーラーが混在しています。
RM94編成③ モハ102形0番台 モハ102-215
RM94編成④ クモハ103形0番台 クモハ103-94
RM94編成はもと武蔵野線用車両 撮影1992.8 塩竃
103系 仙石線用 RM90編成 (青色22号) 宮城野電車区
JR東日本 仙石線用 103系0番台 RM90編成 宮城野電車区
←石巻④ 仙台①→
クモハ103-90_モハ102-209_サハ103-169_クハ103-583
1992.6転入 参考:JR電車編成表 93 年夏号 撮影1992.8
RM90編成① クハ103形500番台 クハ103-583
RM90編成② サハ103形0番台 サハ103-169
RM90編成③ モハ102形0番台 モハ102-209
RM90編成④ クモハ103形0番台 クモハ103-90
撮影1992.8 :?
宮城野電車区は1991年に仙石線仙台 – 苦竹間の地下新線工事に合わせて陸前原ノ町から移転、名称変更したものです。
なお「仙台 – 陸前原ノ町」間の地下化および「あおば通 – 仙台」の延伸開業は2000年3月。
205系3100番台の投入は2002年11月から
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