JR東日本　211系3000番台　A編成 5連 　高崎線 宇都宮線用　ロングシート車　1985～2012年

211系3000番台は1985～91年に5連×47（A1～47）が増備されました。
2000番台が東海道線用のロングシート車であるのに対し、3000番台は高崎線宇都宮線用のロングシート車です。
よって、耐雪ブレーキ、半自動ドア、レールヒーターなど耐寒耐雪対策がなされています。
当初グリーン車は編成に組み込まれておらず 1000番台セミクロスシート車5連×11（B1～11）と共通運用で上野に乗り入れていました。
3000番台にグリーン車を組み込み10連の基本編成（C1～17）を組成したのはは2006年です。
A編成がグリーン車1000番台2両を挟み込む編成になっています。
将来クハが必要になることを見込んだため クハを残し3000番台A編成の一部はサハ2両を抜き去り10連化されます。
1000番台B編成とともに付属編成として残されたA編成も運用されていました。
2014年3月にこれら上野口での運用は終了しました。
（3000番台C編成に併結されたグリーン車1000番台は2012～14年に廃車）
A編成に残されたサハも2012.13年には廃車され3連化され 2014～15年に転用改造されました。
これらは長野総合車両センターに配属されN300番台編成となり2024年現在も活躍しています。
塗装も変更されシングルアームパンタに換装されました。

211系3000番台　A36編成 5連　高崎線 宇都宮線用　ロングシート車

高崎線 宇都宮線用 211系1000番台　5両編成、A1～46編成　高崎車両センター
←前橋、黒磯⑮　　　　　　　　　　　　　　　　　⑪上野→
A1：ｸﾓﾊ211-3001_ﾓﾊ210-3001_ｻﾊ211-3001_ｻﾊ211-3002_ｸﾊ210-3001
参考　JR電車編成表’93夏号　　　　　　撮影2010.8：高崎

A36 編成①　クハ210形3000番台　クハ２１０-３０３６