国鉄末期、地方幹線の普通列車はその多くが客車列車でした。
これを電車化するために大量に余っていた特急形寝台電車である581系・583系を種車に近郊形改造したのが715系です。
1984年に交流60Hz専用の581系が715系0番台に改造されました。
長崎本線・佐世保線用に配属され 48両全てがJR九州に承継されました。
2扉の狭幅折戸ではラッシュ時に対応できず徐々に運行数を減らし1996~98年に廃車となりました。
目次
JR九州 715系0番台 D106、112編成
JR九州 715系 4連 鹿児島本線、長崎本線用
←博多④ ①長崎→
D106:クハ715_106+モハ715/714_6+クハ715_6
D112:クハ715_112+モハ715/714_12+クハ714_2
CS-15C MT54(120kw)
Tc:AU15×8+(M:AU15×4+AU41×4)+Tc:AU15×8)
参照:JR電車編成表88年冬版 撮影
D112編成① クハ714形0番台 クハ714-2
①クハ714形0番台:クハネ581形が不足したためにサハネ581形を改造した長崎方Tc車。
種車に運転台を設置。
D112編成② モハ714形0番台 モハ714-12
②モハ714形:モハネ580形改造のMMユニット。
D112編成③ モハ715形0番台 モハ715-12
③モハ715形:モハネ581形改造のMMユニット
D112編成④ クハ715形100番台 クハ715-112
④クハ715形100番台:サハネ581形改造の鳥栖方 Tc車。
種車に運転台を設置。
D106編成① クハ715形0番台 クハ715-6
D106編成② モハ714形0番台 モハ714-6
D106編成③ モハ715形0番台 モハ715-6
参考:国鉄 715系107編成① クハ715-7
撮影場所:鳥栖
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