415系1500番台は1985~90年製に製造された211系タイプの軽量ステンレス車体のロングシート車。
4連×34本=136両製造され 当初は勝田電車区に配置されていました。
JR九州に承継されたのは 1986年に南福岡電車区へ転属となった13編成です。
(編成番号がFm1509〜1521)
MM’ユニットおよびクハ411形 ①号車(トイレなし)が1500番台。
クハ411形 ④号車(トイレ付き)が1600番台となります。
勝田区のJR東日本車のうち運用離脱した1500番台1編成が2008年にJR九州へ譲渡されています。
2024年現在、全編成が大分車両センターに配置されています。
415系1500番台 Fm1517編成 ロングシート車 ベンチレーター撤去
JR九州 415系1500番台 Fm1517編成 4連 1986年製
←下関、門司港④ ①宇佐、早岐、八代→
クハ411-1517+モハ415/414-1517+クハ411-1617 所属:南福岡車両区
ベンチレーター撤去 1999.4 参照:JR編成表2015年夏号 撮影2011.8:鳥栖
Fm1517編成④ クハ411形1500番台 クハ411-1517
Fm1517編成③ モハ415形1500番台 モハ415-1517
Fm1517編成② モハ414形1500番台 モハ414-1517
Fm1517編成① クハ411形1600番台 クハ411-1617
トイレ付き 撮影場所:鳥栖
415系1500番台 Fm1516.2編成 オリジナル ロングシート車
Fm1516編成① クハ411形1600番台 クハ411-1616
トイレ付き 撮影場所:博多
Fm1512編成② モハ414形1500番台 モハ414-1512
Fm1512編成③ モハ415形1500番台 モハ415-1512
Fm1512編成④ クハ411形1500番台 クハ411-1512
撮影場所:博多
415系について
1971年から製造された三電源対応の近郊形(セミクロスシート)電車です。
交流50Hz対応の401・403系と交流60Hz対応の421・423系を統一したことから411系と413系を飛ばし415系となりました。
1991年までに鋼製車347両・ステンレス車141両の488両が製造されました。
鋼製車は0番台、100番台、500番台でステンレス車が1500番台となります。(番台区分はM車の車番が基準)
JR九州が継承した0番台は1974年以降製造された冷房車のグループ(M車の車番が11~19)で 0’(ゼロダッシュ)番台とも呼ばれています。
100番台は113系2000番台に相当するシートピッチ改善車。
500番台は製造当初からロングシート車となっているものです。1500番台もそうです。
0番台も100番台ものちロングシート化されるものが現れます。
なお 415系ですがTcは全て クハ411形。これは113系のTcがクハ111なのと同様です。
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