JR九州 415系500番台(クハ411形500番台、600番台)ロングシート車 1982~2022年

JR九州 415系500番台(クハ411形500番台、600番台)ロングシート車 1982~2022年

415系500番台は1982~84年製のロングシート車。4連×24本=計96両
MM’ユニットおよびクハ411形(トイレなし)が500番台。
クハ411形(トイレ付き)が600番台となるグループです。
常磐線の混雑解消のためロングシート車となったもので全て勝田電車区に配置されていました。
1986年3月に うち5編成が南福岡電車区へ転出してきました。
これがJR九州に継承され編成番号はFm513〜517となりました。
2007年には鹿児島車両センターへ転出 Fk513〜517となっています。
勝田区のJR東日本車のうち2007年に運用離脱した2編成8両が1500番台1編成と共に2008年にJR九州へ譲渡され南福岡車両区へ配置されています。
2024年現在 18両が在籍しますが2022年に運用は終了しています。

415系500番台 B517編成 オリジナルロングシート車

JR九州 415系500番台 B517編成 4連  所属:南福岡電車区
←小郡、門司港④           ①宇佐、早岐、熊本→
クハ411-517+モハ415/414-517+クハ411-617
参照:JR編成表88年夏号 撮影 1988~91:博多

B517編成④ クハ411形500番台 クハ411-517

B517編成③ モハ415形500番台 モハ415-517

 

B517編成② モハ414形500番台 モハ414-517

 

B517編成① クハ411形500番台 クハ411-617

撮影 1988~91:博多

415系500番台 Fk515編成 ロングシート車 ベンチレーター撤去車

JR九州 415系500番台 Fk515編成 4連  2007年製
←川内④             ①鹿児島中央、国分→
クハ411-515+モハ415/414-515+クハ411-615  所属 鹿児島総合車両所
ベンチレーター撤去:1998.12 2007.3より鹿児島地区で使用
参照:JR編成表2008年夏号 撮影2008.7:鹿児島中央

Fk515編成① クハ411形600番台 モハ411-615

トイレ付き

Fk515編成② モハ414形500番台 モハ414-515

Fk515編成③ モハ415形500番台 モハ415-515

Fk515編成④ クハ411形500番台 クハ411-515

ロングシート車 撮影2008.7:鹿児島中央

415系について

1971年から製造された三電源対応の近郊形(セミクロスシート)電車です。
交流50Hz対応の401・403系と交流60Hz対応の421・423系を統一したことから411系と413系を飛ばし415系となりました。
1991年までに鋼製車347両・ステンレス車141両の488両が製造されました。
鋼製車は0番台、100番台、500番台でステンレス車が1500番台となります。
(番台区分はM車の車番が基準)
JR九州が継承した0番台は1974年以降製造された冷房車のグループ(M車の車番が11~19)で 0’(ゼロダッシュ)番台とも呼ばれています。
100番台は113系2000番台に相当するシートピッチ改善車。
500番台は製造当初からロングシート車となっているものです。1500番台もそうです。
0番台も100番台ものちロングシート化されるものが現れます。
なお 415系ですがTcは全て クハ411形。これは113系のTcがクハ111なのと同様です。

 

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