JR九州 415系100番台(クハ411形100番台、200番台)ロングシート改造車 1978~2022年

JR九州 415系100番台(クハ411形100番台、200番台)ロングシート改造車 1978~2022年

415系100番台は1978~83年製。
MM’ユニットおよびクハ411形(トイレなし)が100番台。
クハ411形(トイレ付き)が200番台となるグループです。
113系2000番台と同じ車体をもつ セミクロスシート車でいわゆるシートピッチ改善車です。
MM’ユニット28組56両、クハ411形52両・サハ411形4両の計112両が製造されました。
JR九州が継承したのは南福岡電車区(4連×14)と大分電車区(4連×5)へ新製配置された全てです。
門司港運転区のFj100番台編成(4連×12)は1997~2002年にかけロングシート改造されています。
セミクロスシート車は別タイトルでUPしています。
最後は全編成が大分鉄道事業部大分車両センターに配置されていました。
2021年から廃車が始まり2022年に運用は終了しています。
(2024年現在、まだ4連×18=72両が在籍)

415系100番台 Fj105編成 門司港運転区 ロングシート改造車

JR九州 415系100番台 Fj105編成 4連  2007年製
←下関、門司港④             ①南福岡、佐伯→
クハ411-105+モハ415/414-105+クハ411-205  所属:門司港運転区(→小倉車両センター)
ロングシート化 2002.3 参照:JR編成表2008年夏号 撮影2008.7:門司

Fj105編成① クハ411形200番台 クハ411-205

Fj105編成② モハ414形100番台 モハ414-105

Fj105編成③ モハ415形100番台 モハ415-105

Fj105編成④ クハ411形100番台 クハ411-105

撮影2008.7:門司

415系について

1971年から製造された三電源対応の近郊形(セミクロスシート)電車です。
交流50Hz対応の401・403系と交流60Hz対応の421・423系を統一したことから411系と413系を飛ばし415系となりました。
1991年までに鋼製車347両・ステンレス車141両の488両が製造されました。
鋼製車は0番台、100番台、500番台でステンレス車が1500番台となります。(番台区分はM車の車番が基準)
JR九州が継承した0番台は1974年以降製造された冷房車のグループ(M車の車番が11~19)で 0’(ゼロダッシュ)番台とも呼ばれています。
100番台は113系2000番台に相当するシートピッチ改善車。
500番台は製造当初からロングシート車となっているものです。1500番台もそうです。
0番台も100番台ものちロングシート化されるものが現れます。
なお 415系ですがTcは全て クハ411形。これは113系のTcがクハ111なのと同様です。

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