415系0番台は1971~75年製。
1974年以降製造された冷房車は0’(ゼロダッシュ)番台とも呼ばれています。
MM’ユニットが0番台、クハ411形(トイレ付き)が300番台となる鋼製車グループです。
MM’ユニット19組38両とクハ411形39両の77両が製造されました。
南福岡電車区へは4連9本と事故廃車代替用のクハ411形1両が配置されました。
JR九州が継承したのは1974年以降製造された冷房車(M車が 4~19)で0’番台です。
2014年11月に番台消滅しました。
415系0’番台 B5編成 オリジナル車
JR九州 415系0番台 B5編成 4連 所属:南福岡電車区
←小郡、門司港④ ①宇佐、早岐、熊本→
クハ411-329+モハ415/414-15+クハ411-303
参照:JR編成表88年夏号 撮影Tc、Mとも 1988~91:博多
B5編成① クハ411形300番台 クハ411-330
B3編成② モハ414形0番台 モハ414-13
B3編成③ モハ415形0番台 モハ415-13
B5編成④ クハ411形300番台 クハ411-329
撮影Tc、Mとも 1988~91:博多
415系0’番台 Fo2編成 ベンチレーター撤去車
JR九州 415系0番台 Fo02編成 4連 所属:大分鉄道事業部大分車両センター
←下関、門司港④ ①南福岡、佐伯→
クハ411-323+モハ415/414-12+クハ411-324
参照:JR編成表2008年夏号 撮影2008.7:門司
セミクロスシート車 ベンチレータ撤去 1996.6
Fo2編成① クハ411形300番台 クハ411-324
Fo2編成② モハ414形0番台 モハ414-12
Fo2編成③ モハ415形0番台 モハ415-12
Fo2編成④ クハ411形300番台 クハ411-323
撮影2008.7:門司
415系について
1971年から製造された三電源対応の近郊形(セミクロスシート)電車です。
交流50Hz対応の401・403系と交流60Hz対応の421・423系を統一したことから411系と413系を飛ばし415系となりました。
1991年までに鋼製車347両・ステンレス車141両の488両が製造されました。
鋼製車は0番台、100番台、500番台でステンレス車が1500番台となります。
(番台区分はM車の車番が基準)
JR九州が継承した0番台は1974年以降製造された冷房車のグループ(M車の車番が11~19)で 0’(ゼロダッシュ)番台とも呼ばれています。
100番台は113系2000番台に相当するシートピッチ改善車。
500番台は製造当初からロングシート車となっているものです。1500番台もそうです。
0番台も100番台ものちロングシート化されるものが現れます。
なお 415系ですがTcは全て クハ411形。これは113系のTcがクハ111なのと同様です。
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