伊豆箱根鉄道 3000系は1979~97年に製造された自社オリジナル車両です。
3連×6=18両が東急車輌で製造されました。初めてのカルダン駆動方式かつ冷房車でもあります。
ブレーキシステムも初の発電ブレーキ併用電気指令式ブレーキ(HRD1-D)を採用しました。
主電動機はHS-836-Krb(120kW)、制御装置は三菱製のABFM-168-15MDH(電動カム軸抵抗制御式多段型制御)となっています。
普通鋼製の1次形とステンレス製の2次形に分類できます。
目次
伊豆箱根鉄道(駿豆線)3000系 第1編成① クハ3000形 3501
撮影場所:大場
伊豆箱根鉄道 駿豆本線 3000系 3501F
←三島③ 修善寺①→ セミクロスシート
クモハ3000-モハ3000-クハ3500 Mc-M-Tc
3001+3002+3501 3002のみ転換クロスシート車
3505.06Fはステンレス車体
参考;私鉄車両編成表2002年版
伊豆箱根鉄道(駿豆線)3000系 第1編成② モハ3000形 3002
伊豆箱根鉄道(駿豆線)3000系 第1編成③ クモハ3000形 3001
撮影場所:大場
伊豆箱根鉄道(駿豆線)3000系 第6編成① クハ3500形 3506
撮影場所:三島
二次形 軽量ステンレス製 3505.06F
1987年に5次車として3505Fが落成しました。
その後、転換クロスシート車である7000系が登場したのですが、朝夕ラッシュ時には不向きということで7000系の増備は2編成で打ち切られ、再び5000系が増備されることになりました。
これが1997年に落成した3506Fです。
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