JR貨物 EF210形 直流電気機関車

JR貨物 EF210形 直流電気機関車

EF210形は1996年に試作機901号機が登場、1998年から量産が始まった直流電気機関車です。
最高速度は110km/h(設計最高速度120km/h)1時間定格出力は3,390W。VVVFインバータ制御で、0番台はGTO素子(1C2M)100番台はIGBT素子(1C1M)を採用しています。
全長18,2m、全幅2m887cm、高さ3m98cm、(300番台のみ全長が18.6m)運転整備重量は100.8t。
EF200形の後継機ではありますが、1,600t貨物の牽引を念頭に製造されたEF200のパワーを抑え、従来EF65、EF66形が牽引してきた1,300t貨物を運転することを目標に製造されたものです。

JR貨物 EF210形0番台 EF210-1

撮影場所:彦根

JR貨物 EF210形0番台 EF210-17

撮影場所:名古屋
桃太郎のロゴマークが助士席側窓下に小さく描かれています。

基本番台(1~18号機)
1998年に製造されたグループ。全機が岡山機関区に配置。
試作機との違いは主電動機をFMT3→4にし歯車比も1:4.44→1:5.13に
台車軸距を2,500mmに短縮し、
中間台車をFD5→8に、両端台車をFD6→7Eに変更したことです。
パンタグラフはPS22D。

JR貨物 EF210形100番台 EF210-104

撮影場所:東淀川

100番台(101~108号機)
2000年以後製造されているグループ。
VVVFインバータの整流素子をIGBTに変更し、制御システムも1C1Mに変更。
桃太郎のロゴが大きく側面中央に描かれ、側面の採光窓など数や配置が異なっています。
当初は全機が岡山区に配置されましたが、現在は103~108が吹田区に転属。

JR貨物 EF210形300番台 EF210-302

撮影場所:天神川

300番台(301~305)
2012年に登場。セノハチ用EF67-0番台の置き換え用。
100番台をベースに、新型緩衝器を搭載。
そのため全体で400mm全長が長くなっていますが基本性能は変わりません。

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