鉄道車両写真集の見方(編集方針)

鉄道車両写真集の見方(編集方針)

鉄道車両写真集 サンプル

鉄道車両写真集の見方(編集方針)

2007年6月にスタートした「-鉄道車両写真集-」は、1491タイトル。19575枚を数えるに至りました。
そのほとんどが、車輛の”形式写真”に属するものです。
データも併せてUPしてゆきたいのですが、画像だけ先行して公開している場合もあります。
なおこれらの画像は、当局がデジカメを導入する2003年.11月以前のものが多くを占めます。
14年かけて今のスタイルになっております。古いものは解説がないのもあります。
折に触れて、解説を加えて参ります。
2021年5月からは、UP済みのものも、以下にお示しする自前のルールで編集し直して参ります。

◎編集ルール

Ⅰa:基本は系列(形式)別にまとめる。
バリエーションが多い場合、年代で細分化し、まとめ直す。
Ⅰb:小規模な私鉄にあっては、企業体毎にまとめる。
社名変更などがあれば、まとめ直す。
訪問した年でまとめ直すこともあり。

*いずれも1タイトルあたり20枚を越えた場合、原則まとめ直す。

*編成を構成する車両は基本これをすべてUP。
(ただし新幹線などは16両編成だったりしますから、これでは1本しかUPできません。
よって同じユニットと考えられる場合はこれを省くこともあります。)
マスクに変化があった場合は先頭車両だけをUPすることもあり。
ラッピング車両などは編成画像をUPすることもあり。

Ⅰ:タイトルページ

 Ⅰa 車両系列についての解説

①企業体  ②系列  ③製造(改造)年  ④用途
⑤車体(ドア数、シート形状、素材)
⑥駆動方式など
⑦変遷(主な改造:冷房化、車体更新、転籍、廃車など)

あくまで原則です。④の用途について、たとえば地下鉄車両なら通勤用と考えていいので、わざわざ記載しません。
⑤車体についても、見てわかる範囲については省略しますし、
⑥駆動方式などについては直角カルダン、吊り掛け駆動など特記すべきと判断した場合に記載します。

 Ⅰb ローカル鉄道についての解説

①路線概況  ②簡単な歴史  ③使用車両

以上の項目を網羅したテンプレートをあらかじめ用意してその数値等を入力して済ませることも考えました。
この方法であれば、ご覧いただいた方にもすぐ情報を察知いただけるメリットもあります。
しかし、これではウィキペディアを見ればすむ話です。
ウィキペディアとの差別化という目的を果たせません。
それ以上に作業に終始してしまうと新しい発見を見いだせません。それではつまらない。
面倒でもそれらについて情報を集め直し、上記に示したチェックポイントを抑えながら、私にとってですが、必要な情報と不必要な情報をふるいにかけながら、文章化していきたいと考えています。

Ⅰaの例 西武401系(2代
Ⅰb の例 北近畿タンゴ鉄道

Ⅱ:個別のページ 個々の画像についての解説

 Ⅱa 車両解説(電車の場合)

編成表を添付する。記載する項目を以下に示す。(原則)
①企業体  ②系列  ③各形式  ④編成番号(車番)  ⑥向き
⑦号車  ⑧MT構成  ⑨所属路線(配置区所) ⑩参照した文献

例 :JR東日本 E7系 北陸新幹線 F04編成⑫ E714形0番台 E714-4

タイトルページとは違って、自作テンプレートに基づいた編成表を添付しています。
実はこれを見ながら、その画像のタイトルを確認し入力しているからです。
単純に見えるこの作業から思わぬ珍車が発見できることもあり疎かにできない当J鉄局の基本作業です。
編成表のかわりにタイトルページで書き切れなかったデータをここに追加することもあります。

⑨  所属路線(配置区所)について:所属路線を優先し配置区所については必要と思ったときに記載します。
例えば 阪急京都線なら正雀と決まっているのであえて記載しません。
JRについては名称がコロコロ変わるものですから正確に記載しようとするだけでストレスがたまります。
よって「向日町区」などとマニアなら「ああ、あそこか」と判断できる表記を使用します。

⑦  号車について:参考文献に準拠するのが原則ですが、私鉄の場合、記載されていない場合もあります。
適宜、自前で付番している場合もありますので、ご了承ください。

Ⅱb 車両解説(機関車や気動車、路面電車などの場合)

編成表のかわりに個別のデータをUP。

例:路面電車の場合(1例)
①企業体  ②形式  ③製造(改造)年
④車体の3サイズ
⑤変遷(主な改造:冷房化、車体更新。転籍など)
⑥定員
⑦駆動方式など
⑧参照した文献

 例 広島電鉄 市内線用 500形冷房改造車 502 広告塗装

例:私鉄気動車の場合(1例)
①企業体  ②形式   ③車番  ④両数
⑤製造(改造)年 ⑥製造会社
⑦車体(長さ:幅:高さ:重量 形態)
⑧定員(座席数 座席形状)
⑨エンジン (形式 馬力 個数 回転数)
⑩台車
⑪参照した文献

例 島原鉄道 キハ20形  2003

これらのデータは参考文献をもとに私がエクセルファイルにしたものから「切り取り貼り付け」したものです。
もとは自分用に作ったものですから、入力ミスもあります。あくまで参考ということでご容赦願います。
後からデータを付け足したり、省略した表記もそこかしこにあります。
たとえば「sc」はセミクロスシート。「rp」は鉄道ピクトリアルのことです。

撮影年月 撮影場所について

データである以上、これは必須の項目です。しかし悲しいかな。
特に古いもの、特に遠征(撮影旅行など)した以外の撮影(結構多いのが関西近郊)画像は不明になっているものが多いのです。
それでも車体の形状、あるいは手元に残っている切符などから推測できたものはこれを記しています。
誤りがあることは承知の上です。これは誤りであろうと思われるものがありましたら、ご教示いただきたいと思っております。

2003年11月以降はカメラをデジタル化しました。
デジカメで撮った画像には、カメラの機種、写真サイズ、絞り値、焦点距離のなど一切を記録したEXIFデータというものがあります。
記録の正確性は格段に進歩し 撮影日時まで特定できます。でもあえて日付は外しています。
なぜって?…野暮なことは聞かないでください。

最後に

30年以上の永きに亘って撮りためたものですから、もうこの世に存在しない車輛の写真も多くあります。
これらについて、せめていつ廃車されたかを記載しておきたいのですが、これが結構面倒なもので後回しになっています。

画像サイズの基本は640ピクセルです。スマホでご覧いただくときにはヨコにしていただければOKです。

画像に手を加えない(サイズ変更はOK)という条件付きで、転載も自由ですので、どうぞご利用ください。

オリジナルのスキャナーデータをご所望の際はメールをください。
300dpiのデータならすぐに対応できると思います。

 

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