モ780形は1997~98年に日車で製造された単行用両運転台車です。 連接車であるモ770形(1987年製)の後継車で781~ 787の7両が在籍し揖斐線↔市内線直通急行を中心に運用されました。 モ770形に準じたデザインのワンマンカーですが、VVVFインバータ制御(東洋電機製)となりました。 また電気指令式ブレーキ・シングルアームパンタなどを備え最新鋭の路面電車といえるでしょう。 多客時には連結 […]
モ770形は1987年に日車で新造された連接車。揖斐線直通用モ510、モ520形の後継車両です。 770-771~ 776-777の4編成8両が在籍し市内線直通急行を中心に運用されました。 美濃町線用のモ880形連接車(1980年製)と同じくカルダン駆動の抵抗制御車です。 しかしモ770形は当初よりワンマン対応車で冷房装置を搭載しました。側窓は固定されています。 また当時、揖斐線で運行されていた鉄 […]
モ800形は2000年に登場した名鉄版LRV (Light rail vehicle)。日車で3両が製造されました。 新岐阜駅発着の美濃町線用車両で複電圧車となります。 中央扉部分を低床とした特殊な床構造をもつ3扉車です。 (両端の扉には開閉に連動して動くステップを装備) VVVFインバータ制御、シングルアーム式パンタグラフ、回生ブレーキを装備する最新鋭車両です。 しかし2005年3月の岐阜600 […]
モ880形は1980年に日車で製造された連接車です。 600Vの美濃町線・田神線から1500Vの各務原線へ乗り入れ可能な複電圧車です。 5編成(880-881~888-889=10両)が製造されたことによって田神線・各務原線経由の新関方面ゆきが15分間隔で運行が行われるようになりました。 当初はラインデリアのみの非冷房車でしたが 1991~93年に冷房改造されました。 (ただし冷房は600V区間の […]
名鉄のモ870はヨーロッパのトラムを連想させる近代的で優雅なスタイルです。 21世紀の今もなお十分に通用するもので「日本でもっとも美しい路面電車だ」 とお思いの同志も沢山いらっしゃるのではないでしょうか。 あらためて申しあげるまでもないでしょう。 モ870形は元札幌市のA830形連接車です。 さて2005年3月末、惜しくも岐阜の600V各線は廃止されてしまい彼らの去就も気になるところです。 196 […]
モ870形は1976年に札幌市交通局A830形を譲り受けたものです。 A830形は1965年に東急車輌で製造された連接車でヨーロッパのトラムを連想させる近代的で優雅なスタイルをしています。 名鉄に転入したのは3編成。その際 側窓を開閉可能する改造しています。 1996年に冷房改造されパンタグラフも菱形に取り替えられました。 2000年には複電圧改造も施され新岐阜に直通できるようになりました。 残念 […]